沖縄口・敬語４段階　動詞「言う」

動詞「言う」

⑤神　　　言みせーびーん（スーパー丁寧）　
④首里　 言みせーん　 （でーじ丁寧）　
③うふ　 言やびーん　　 （丁寧）　　 　
②おほ　 言らりーん　　 （ちょっと丁寧）　　
①いひ　 言ーん　　　　 （タメ口）　　

先週の質問の仕方でやりました、
うれー何ーんでぃ　いみせーびーが？（これは何ですか？）
うぬ　意味ー何ーんでぃ　いやびーが？（この意味は何ですか？）
の　「いやびーが」と「いみせーびーが」はどっちも「言う」の敬語表記で、「いやびーが」が③のうふの表現、「いみせーびーが」が⑤の「神」表現です。



１番下の①いひ　というのがタメ口。
②～③が目上などに使う敬語で、④は特に首里人などが使うもっと丁寧なキレイな言葉遣い。
⑤は王や神などさらにもっと敬ってしゃべる相手むけの言葉のようです。現在では王はいないので聖地などの神々への拝み言葉・祝詞として使われているようです。（その使い分けがもっと詳しくわかりましたらまた追記します）

というわけで、①と③を使えるようになれば、とりあえずは同級生以下と目上の先輩方とも失礼無く会話することができます。教科書やよくラジオなどで耳にする言葉は③が多いと思うので、これだけしか分からないと同級生以下と親しく喋ることができなくなってしまいます（笑）ぜひ①もマスターして行きましょう！

このあと２３時より１時間、ちゅらじおで生放送です。うちなー口コーナーは後半になると思います。
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