2011年1月18日火曜22時からUST生放送されました。

今夜のトピックは、

成人式！by Emi
明けましておめでとう？まだ沖縄は明けてないよ！旧正月の話 by Reona
阪神大震災から16年 by Chie

です。


2011年第一回目の放送です！
この番組は、リスナーのみなさまの
ナイスフォローにより
成り立っているといっても過言ではありません！笑
今年も楽しく、ときにまじめに、
番組をつくっていきたいと思います！
どうぞよろしく！


OUR　OKINAWAわったーばんどーは、
未来の沖縄の為に、今、考えて行動して行くのは
わったーばんどー、私達の番だよという想いでやっています。




旧正月がなぜ大事か、その周辺行事（ウグヮンブトゥチと屋敷ぬ御願）について

沖縄の正月は最近新暦に合わせて御願（お祈り）など行事ごとも一緒にやられる家庭が多くなっています。
しかし盆も旧盆、清明祭も、彼岸など、そもそも全ての行事は旧暦で、月の満ち欠けに基づいて行われていますので、正月だけ新暦だと、ちょっと都合が合わなくなります。

どういう事かと言いますと、、、

旧暦の12月24日が「ウグヮンブトゥチ」といって、
今までの全ての年間の拝み、願いを”解く（ほどく）”『閉め日』で、
火ぬ神（台所のコンロの側に祀られている神様（家庭の全ての祈りや報告、感謝などはココから通す）が天に昇天、帰る日です。
この行事を迎えて一年の感謝をして火ぬ神に帰って頂かないと年間行事が終わりません。

新暦で正月を世間に合わせて祝われるのは良いと思いますが、行事、御願ごとまで一緒にやってしまうと、今までその他の行事は旧暦なのでつじつまが合わない、まだ火ぬ神に一年の御礼もしてない内にまた新年がスタートしてしまうわけなんです。

ウグヮンブトゥチの簡単なやり方、説明は上のUST動画を３３分辺りから始まりますので見てみて下さい＾＾
他の行事と同じように全ての行事、御願（ウグヮン）事には意味がありますので、それを知るともっと
興味も湧いてくるかなと思います。


「屋敷ぬ御願」

旧歴12月24日のウグヮンブトゥチの日までに、
年に３回ある（旧２月、７月、１２月）屋敷ぬ御願（ヤシチヌウグヮン）の最後の３回目のウグヮンをして、家とその土地の神々に感謝をして清めます。　それを終えての２４日ウグヮンブトゥチです。

僕REONAの母親は２４日のウグヮンブトゥチの日にまとめてやるそうで、
先に屋敷ぬ御願を終えてからウグヮンブトゥチ、火ぬ神に天に帰って頂く御願をするそうです。

屋敷ぬ御願をする日は特定の日があるわけではなく、清明（シーミー）のように期間がありますので、２４日の火ぬ神が帰るまでにやれば言いそうです。その時は家や土地の神々に赤まんじゅうを特別に備えるという事です。２月と７月の屋敷ぬ御願の時は赤まんじゅうは供えない。その他の行事とおなじく、泡盛、米、ウチャヌク（三段重ねの持ちを三つ）みかん、バナナを供えると言う事です。

上のUST動画３３分くらいから旧正月と屋敷ぬ御願について話してますのでチェックしてみて下さいね！